思い込みと体調がリンクしていると思っていることが思い込み
3月に入り、今年は雨が多い気がしている今日この頃。
雨が降ると体調悪くなったり、気分が沈む方もいるのではないでしょうか。
そんな体調の変化について、今日はお話していけたらなと思います。
先に結論から申し上げて置きます。
雨と体調の変化は、ほぼ関係がないそうです。
気圧の変化で起こると言われたりしていますが、医学的に見ると何の根拠もないそうです。
つまり、気持ちの問題だと言う事です。
では、なぜ雨が降ると体調が悪くなると思い込んでしまうのでしょうか。
答えは簡単です。
雨が降ると体調が悪くなるという情報をたくさん見たり聞いてきたからです。
それは、周囲の人の影響かもしれませんし、TwitterなどのSNSによる影響かもしれません。
そのような情報が耳に入ると、不思議と自分までもそんな気がしてくるのです。
例えば、日本人は花粉症になっている人がたくさん居ます。花粉症というのは確かにアレルギー症状の一つで医学的に証明されているものですが、花粉症の度合いも花粉の種類も人それぞれです。
しかし、花粉の時期になると同じような症状をみんなが発症します。
不思議だと思いませんか?
その原因の1つが天気予報です。天気予報では、天気の情報以外にも花粉や紫外線の情報までも教えてくれます。その情報により花粉が多いと言われると花粉症の症状を誘発してしまうのです。
花粉症の人を集めた実験をして見たところ、花粉の量が多いと言われたグループと花粉の量が少ないと言われたグループでは、花粉の量が少ないと言われたグループの方が症状が弱かった事が分かっています。
僕も花粉症には悩まされていました。花粉の時期になると鼻水が止まらなくなっていました。
病院に行き、アレルギー検査をしてもらいました。すると、花粉どころか、食べ物やハウスダスト、ダニなども含めて一切のアレルギーがありませんでした。鼻水が止まらない僕には全くのアレルギーがないのです。さすがに驚きました。更に驚いたのが、アレルギーがないと分かると花粉症の症状が出なくなったのです。
全てが思い込みだったのです。
このように、思い込みによる体調の変化というのは起こるのです。
雨が降ると、薄暗くなりジメジメします。憂鬱になる気持ちも分かりますが、僕は雨が好きです。雨の日のが心が落ち着いて調子が良いです。雨音を聞きながら、ゆっくり過ごされるのも悪くないですよ?
雨や花粉に限らず、皆さんもこういった思い込みがあるかと思います。
捉え方1つで変わる事もあるかもしれません。
あまりネガティブな情報ばかりを取り入れるのではなく、ポジティブな情報もしっかりと取り入れていきましょう。
それでは、また明日。