経験豊富なゆとり世代

ゆとりの無いゆとり世代の経験談

【パニック障害】経験者による治し方/自然治癒

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パニック障害になった私だからこそ、パニック障害になった人を救えると信じています。私の経験を元に考えた治し方になります。先ずは準備が必要です。

パニック障害】早く治すために理解して欲しい事

この記事を読まれていない方は、先に読んでから実戦に移して下さい。

 

 

 

治るまでの期間

治るまでの期間には個人差があります。残念ながら、今すぐ治る方は少ないと思います。同じ症状が繰り返される事によって、トラウマのようになられている方もいると思います。今すぐというのは、パニック発作の経験を今すぐ忘れろ!と言っているようなものです。ですが、安心して下さい。絶対に治る病気です。ホンマでっかTVでお馴染みの植木理恵先生もパニック障害だったそうです。そんな植木先生も「一生パニック障害の人はいない」と断言しています。心理学のスペシャリストである植木先生が断言するのだから間違いないです。実際にすぐ治る方もいれば、時間のかかる方もいます。個人差はありますが、治る病気なので焦らずに治療しましょう。

 

病院治療

メリット

病院で処方される抗不安薬が良く効きます。パニック発作を抑えて生活を楽にしてくれます。

デメリット

薬に依存してしまう可能性があります。薬なしでは生きていけなくなる人もいます。

 

自然治癒

メリット

自分の力で治して行く事により、自信が付いてきます。病院や薬に頼る事がないので、金銭的にも優しいです。何かに依存する事がないので、後々苦労せずに済みます。

デメリット

個人差がありますが、時間が掛かる場合があります。

 

私が実戦した自然治癒

生活習慣を変える

そんな事でいいの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、パニック障害とは自律神経失調症という病気です。自律神経を整える事によって症状が改善します。自律神経を整えるにはより良い生活習慣を送る事が大切です。

生活習慣を変える上で大事な事が、今までの自分を否定する事です。簡単なようで難しい事です。なぜなら、パニック障害になった人の願いは、パニック障害になる前の生活に戻る事だからです。私は大好きなコーヒーをやめるだけでも苦労しました。コーヒーがダメな理由については後述しています。戻りたいと思えば思うほど、生活習慣を変える事は出来ません。過去の自分があって今の自分があります。そんな今までの自分を否定する事から始めましょう。

 

食生活を変える

生活習慣を変える上で最も重要なのが食生活です。体に何を取り入れるかで、体は変化していきます。食生活を見直しましょう。

オススメの食べ物

バナナ、卵

この2つを毎日2本(2個)食べる事から始めましょう。

簡単じゃないですか?

食生活で大事なのが、セロトニンというホルモンを作る事です。

セロトニンとは「幸せホルモン」と呼ばれ、不安やストレスに強くなり、意欲向上などの効果があります。パニック障害を治すのに必要なホルモンを作ってくれます。

セロトニンを作るのに必要なトリプトファンが多く含まれているのが、バナナと卵になります。

また、トリプトファンと共にセロトニンを作る手助けをしてくれるビタミンBやストレスから身を守るビタミンCを摂取するとより効果的です。バランスの良い食事をしていればビタミンが不足する事はないのですが、ビタミンがちゃんと取れているのか自信がない方やビタミン摂取にまで気を使うのがしんどいという方は、栄養ドリンクなどを飲むと簡単に必要なビタミンが摂取出来るのでおすすめです。

 

食べたり飲んだりしてはいけない物

特に注意して欲しいのが、カフェインです。

チョコレート

コーラ

コーヒー

緑茶

エナジードリンクetc

カフェインには興奮作用があり、パニック発作を誘発する事が研究結果で分かっています。カフェインは絶対に避けて下さい。

 

 

ウォーキング

ウォーキングは万能薬と呼ばれていて、体だけでなく、心にも良い影響を与えてくれます。たったの5分歩くだけで、うつ病のリスクを減らします。30分歩くと、抗うつ剤と同じ効果がある事も分かっています。

先ずは5分からで良いので、毎日ウォーキングするように心掛けましょう。

 

 

外出するのが怖い方

外に出るのが怖い方もいると思います。そんな方は、家の中で階段一段分ぐらいの段差を用意しましょう。背の低い椅子など、何でも大丈夫です。用意した段差を登って降りるを繰り返して下さい。それだけでもウォーキングと同じ効果があります。ウォーキング同様に、5分から始めてみて下さい。

 

・睡眠

パニック障害は、セロトニンの分泌異常が原因だと言われています。そんな脳内の分泌系のリズムを整えるのが睡眠です。

睡眠不足になると自律神経のバランスを崩すだけでなく、体内のホルモン分泌にも影響を及ぼします。質の良い睡眠を取る事が、パニック障害の改善に繋がります。毎日、7〜9時間の睡眠を決まった時間に取るようにしましょう。

 

 

まとめ

パニック障害になると、今までの自分を否定しなければなりません。決して、過去の自分に戻りたいと思わない事です。過去の自分の延長線上が今のパニック障害になった自分です。新しい自分に変化するチャンスです。

パニック障害を乗り越えた時に、自分がどうなっていると思いますか?

価値観も考え方も全て変わり、まったく別人の自分がいるはずです。もちろん、前の自分なんかよりも素晴らしい自分に。パニック障害という地獄を乗り越える事が出来たのだから。変わる意味は大きいと思いませんか?

パニック発作には波があります。体調が良い時も悪い時もあり、常に悪いという事はないです。次第に体調が良い時のが長くなり、予期不安からも少しずつ解放されていきます。先ずは行動して下さい。

皆さんが、少しでも早く良くなる事を願っています。パニック障害は絶対に治ります。