パニック障害にもゴール(完治)は存在する/ゴールまでの道しるべをここに置いていく
パニック障害ってどういう感じで治っていくの?
と疑問に思う方もいる事でしょう。
僕もパニック障害で苦しんでいる時に、治る気配もなく、ゴールが見えませんでした。
人は、ゴールが見えないと達成する事は出来ません。当然の事ですが。
今日は、パニック障害の治り方を道しるべとして、残していけたらなと思います。
パニック障害には、波があります。
良い時もあれば、悪い時もあります。
僕の経験談ですが、
・最初は毎日発作が起こっていました。しかも一日に何回もです。
・次に、毎日起こるのだけれども、一日で起こる発作の数が減りました。
微妙な変化ですが、回数が減るというのは改善されている証拠です。
・次は、一日の決まった時間に発作が起こるようになりました。これは、予期不安の影響も大きいかと思われます。
・ふと一日何も起こらない日がありました。
・次の日からは、また毎日発作が起こりました。
あー、やっぱり治った訳ではなかったんだと思いました。どうしても波があるのでしょうがない事です。
・一週間起こらない日も出てきました。そして、また発作が起こる日々。発作が起こると、怖くなり、しばらく発作に苦しめられるようになりました。ですが、周期の幅が広がっている事が重要です。
・気付くと一ヶ月、発作が起こらないようになりました。この一ヶ月周期の期間が長く繰り返されていきました。
一ヶ月発作が起こる。一ヶ月何も起こらない。
この周期を経験していくと、発作が起こらない事に体が慣れてきました。
・あれ?二ヶ月経ったけど、発作起こってないな。と思うようになり、治ったかなと思ったら発作が起こりました。しかし、発作が起こっても2、3日でした。また発作が起こらない日々に戻りました。
周期が良い方に乱れ始めるのです。
発作の期間が短くなり、発作が起こらない期間の方が長くなり始めます。
気付くと発作が起こらなくなっていたという感じです。
気付いたらゴールしていたという感じでしょうか。
分かりやすくまとめると
①毎日何回も発作がおこる。
②毎日起こるが数が減る。
③たまに発作が起こらない日が出てくる。
④数日間発作が起こらない日が出てくる。
⑤不安定ですが、ここで周期が出来てくる
⑥1週間何も起こらない。数週間発作。
⑦1ヶ月何も起こらない日が出来てくる。
⑧1ヶ月何も起こらない。1ヶ月発作を繰り返すようになる。
⑨発作が起こらない状態に体が慣れてくる。
⑩発作が起こる期間が短くなり、発作が起こらない期間が長くなる。周期が良い方向に乱れ始める。
ここまで、来ると後は苦手だったものに挑戦して行くと良いでしょう!
・友達と遊んでも発作が起こらなくなった!
・少し動いて脈が早くなっても平気だった!
・バスに乗る事ができた!
・発作の起こらない一日を送れた!
小さな変化でも良いです。その変化に喜びながら生活しましょう。
僕は、何か出来る度に、家に帰ってガッツポーズをして叫んでいました。
「よっしゃー!今日は発作が起こらなかった!最高だー!!!!俺にだって普通の生活を送れるんだ!バカにするなよオオォ!!!!」
っと泣きながら叫んでいました。゚(゚´Д`゚)゚。
皆さんも本気で喜んで下さい!
パニック障害の人じゃなくても、小さな変化に喜びを感じる事は大切な事です。
今は何も出来なくていいのです。先ずは発作が起こらない日々を送る事を心掛けて下さい。
もちろん、努力無しには良くなる事がありません。
パニック障害の治し方については別の記事に書いているので、参考になればと思います。
パニック障害は絶対に治ります。少しでも早く完治される事を願っています。
それでは、また明日。